その転職、ちょっと待って!中小企業の陥りやすい組織構造と悪影響とは?

転職・就職活動

転職活動されている方で、今の職場から離れられたら、次はあんまり条件悪くならなければどこでもいいと仰る方がいらっしゃいます。

そういう方は大抵、人間関係だったり、会社への不満が理由で転職を検討してたりします。

もし当てはまるのであれば、参考になると思いますので、転職先について考え直してみてください。

下手に待遇や職種条件だけで探していると次も同じ境遇になってしまいます。

この記事では、中小企業での内部構造や雰囲気について記載してます。

内容はあくまでも、親会社がある中小企業の正社員の立場としての一例ですが、

実際に体験したことも、他の同じ境遇の方の意見も取り入れたものになってます。

少しピンポイントなものですが、そういうことも悠々として起こっていると参考にしていただければ幸いです。

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デメリット

私が感じたデメリットをお伝えします。

個人主観が強いかも知れませんが、他の同類会社でも似たような意見を聞いているのも事実です。

以下、項目毎に記載してるので、参考程度に意識してみてください。

落下傘の存在

親会社から成り立つ企業の場合(子会社、資本関係有りなどオーナー企業以外を対象)、出向者と呼ばれる方々がいらっしゃいます。

あまり偏見を持ちたくありませんが、私の体験、また他からも聞くと、「落下傘」と呼ばれてる方々が多いです。

要するに親会社で行き場を失った人達です。

その方々の中で、もう一度戻ろうと奮起する方もいらっしゃるかも知れませんが、大抵は諦めモードです。

そういう人達にはマインドもなく、努力もしない、他人事。エンジン持ってません。

すると足を引っ張られたり、協力的ではないので仕事が進まない。評論家達による不毛な議論がいつまでも。

「あと宜しくね」なんてのもいつもの口癖。

ちなみに下手に年齢喰っているので、役職者として来た時なんてもう…

当然、良い人達もいらっしゃいますが、偏りはあると思ってます。

組織の壁

これは二社以上の資本関係により存在する会社で、その分の出向者がいるケースですね。

これは他の方の意見を聞かなかったのですが、大抵、部署毎に島ができます。

購買は○○会社がメイン、営業は△△会社がメイン構成みたいになってるケースです。

そうなると大抵風通し悪かったり、対立したりします。

それぞれ文化があるから仕方ないことではありますが…

正社員が仲裁に入ることもしばしば。

非生産的です。

  

メリット

一方、メリットとして感じた部分もありますので、紹介します。

捉え方次第では逆行を好機とできます。

反面教師

エンジン持ってない奴らにはなりたくない。

それなら、そうならないように行動をとるように心がけることで頼られる存在になります。

嫌なところ、悪いところは自分は繰り返さないと決め、どうすればいいか考えればいいのです。

そして、実行に移す。

この実行に移すのが物凄く難しいのですが、焦らず、小さなことから始めればいいんです。

そうすると出来ることが増え、自信が付き、仕事に積極的になれますよ。

経験値

上記と少し被りますが、積極的に仕事をすることで任される仕事も増え、出来ることも増え、物事の判断力もついてきます。

これは最大のメリットではないでしょうか。

ただ、仕事し過ぎて潰れないことを注意しなければなりませんが…

ここで得られた経験は、例えば、転職だけでなく、将来自立する時にも必ず役に立ちます。

ブランドネーム

これは稀なケースかも知れませんが、親会社が有名であれば、なお良しです。

親会社が有名、ブランド的に価値があることの何がメリットなのか。

これは、知名度という点もそうなのですが、それだけだと弱い。

企業として立派=業績良い、老舗=勝ち残っているというところが、その人の信用を生むことに繋がります。

○○会社の子会社か、ならちゃんとした人だな!(行き届いた、それなりの教育がされている)

と見られがちです。

そう、あくまでも見られがちなので、実際はその人次第なんですけどね。。。

その信用を落とさないためにもしっかりとしていなければなりませんが…(^o^;)

これは実際にも体験していることだし、納得のできる話だと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

参考になりましたでしょうか。

敢えて、中小企業を武者修行先として見てみるのもキャリアアップとしていいかも知れませんね。

中小企業への転職を検討されている方はこの記事の内容を踏まえた上で転職先を検討してみて下さい。

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